雪道の運転について
雪道は滑るのが当たり前だと思って運転してください。又、そのためにしっかり雪道対策をしましょう。12月から4月の間は必用です。
11月・5月は時々雪が降る場合がありますので、ノーマルタイヤの場合はチェーンを持参してください。


基本装備は

○チェーン使用の場合

  志賀高原へ上り始めて、路面に雪や凍結が見え始めたら、道路脇のスペースや道幅の広い箇所などの安全な場所で、早めにチェーンを装着してください。
滑って上れなくなってからでは遅いのです。
事前に必ずそのチェーンの使用方法を確認しておいてください。チェーンを脱着の際、手袋や防寒着があった方が良いですね。

○スタッドレスタイヤの場合
  私たち住民は4輪駆動車でスタッドレスタイヤ装着が基本です。大体2年から3年程度で交換をしています。古いタイヤの場合、山が磨り減っていたり、ゴムが固くなってしまい、効き目がありません。
2輪駆動車の場合、前輪駆動車は比較的上ってくることができますが、後輪駆動車の場合は難しいでしょう。前輪駆動車の場合でも途中で停車してしまうと上れない場合があります。

○車高の低い車は圧雪のある場合、前に進めない場合があります。



雪道運転の心得
一、 ゆっくりマイペースで走りましょう。
後ろからあおられたとしても、けしてあわててはいけません。
見通しの良い直線で道を譲りましょう。対向車線が見えないような見通しの悪い場所や道幅のない場所で停車したり減速すると、かえって多重事故の原因になります。
  <下り道> 
  くだり道では20〜30kmくらいで走りましょう。ギアはセカンド、あるいは特に滑る日はローでも良い。
  カーブが見えたらかなり手前から徐々に減速する。
  <上り道>
  上り道は事前にしっかり装備をしておくと比較的安心ですが、下り道と同じようにスピードは絶対に出さず、カーブでは充分減速してください。
  下り車線の車がスリップしてくるのに気をつけましょう。
  途中で停車してしまった場合には、ゆっくり発信してください。急発進はスリップし、制動を失う場合があります。
二、 急ブレーキはかけない
  特に下りでの急ブレーキはスリップし、ハンドルを取られます。早めにギアを落とすか、ポンピングブレーキで徐々にスピードを落として下さい。後続の車に追突される場合もありますので注意しましょう。
車が滑り出してしまった時、ブレーキをかけずに、ギアをローに落とし、逆に少しづつタイヤを動かしたほうが、ハンドルがきく場合があります。
三、 車間距離を充分開ける。
  雪道の場合、車は想定外の動きをするときがあります。しっかり車間距離をとりましょう。


  
路面の状態
  圧雪があり、除雪がされている場合
比較的スタッドレスやチェーンがききます。
  圧雪があり、除雪がされていない場合
降雪の量が多く、除雪がされていない道の場合、車高にもよりますが、30cm程度以上の積雪があると2輪駆動の車は動けなくなる場合があります。又、シーズン始めやシーズン終盤のシャーベット状の雪の場合、ハンドルが取りづらい場合があります。
  圧雪が所々あり、路面が見えている場合
路面が見えているときでも、凍結してアイスバーン状態になっている場合があります。
一番滑りやすい状態ですので、充分注意をして下さい。



その他
  ガソリンや特に軽油は、より目的地に近いガソリンスタンドで燃料を補給してください。凍結防止剤入りの燃料です。当館へお越しの場合は、信州中野IC下車後、志賀高原入り口の上林温泉までの間で、燃料補給をしていただくといいでしょう。
(上林から約30分ほど上ると、志賀高原丸池にスタンドがありますが、休みの日もあります)
  車の中で仮眠をする場合、積雪の多い日にはマフラーの部分が雪に埋まり、排気ガスが社内に入り込み、一酸化炭素中毒で死にいたるケースがありますのでご注意下さい。
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